春の訪れは人の訪れ


春の訪れは人の訪れ

一気に木々の若葉が芽吹き、一面柔らかな緑の森になりました。この季節だけの特別な空間です。

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山桜はいまが満開。染井吉野のような派手さはありません。淡いうすピンクの花が若葉に埋もれるよう咲いています。8MATOの森は、その多くが、小楢ですが、その次に多いのは、山桜です。この時期だけの彩りを楽しむことができました。

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室内から臨む風景もまた格別です。大きな額縁は、新緑の絵に差し替えです。建物の床とひとつながりのオープンデッキは、8MATOの魅力の1つですが、暖かい風が、柔らかの森の香とともに吹き抜けてゆき、たまりません。

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そんな8MATOにアジャイル開発の導師こと原田騎郎さんが、尋ねてくれました。まだ少し肌寒いデッキで、黙々とお仕事です。

「少し寒いくらいが、集中できていいんですよね。」

それよく分かります。

季節が暖かくなったので、地元の方が、お散歩がてらに来てくださることも増えました。昨日は、なんと、94歳と90歳のおばあさまが、家族と散歩を兼ねて訪れてくださいました。とてもお元気で、楽しくお話をさせて頂きました。私の作ったランチもお召し上がり頂き、「美味しかった」と喜んで頂けました。こういうふれあいも8MATOの宝物です。

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友人の大島さんも信州からの旅の帰りに立ち寄ってくれました。「終の棲家」を探す旅とのこと。八ヶ岳は、そんな候補の1つだそうです。もう、この際、管理人兼ねて8MATOに住み着いたらどうだと提案したら、「検討します」との前向きな返事でした(笑)。

8MATOのトライアル・オープンが、寒さが厳しくなる12月9日、年が明けて、極寒の今年1月8日に正式にオープンしました。それからしばらくは、人の訪れはまばらでしたが、春になって沢山の皆さんが訪れてくださるようになりました。地元の食材を集めたマルシェ、地元小中学生を対象にしたプログラミング勉強会、アジャイルチームの開発合宿などなど、いろいろとプランが動き出しています。

その第一弾と言うほどのものではないですが、4月29日(土)10:00〜12:00 に「第1回 8MATO塾」を開講します。記念すべき第1回のテーマは、「デジタルとは何か 〜 DXを語る前に先ずは「デジタル」の意味を知っておこう」。ITに関わる仕事をしていなくても、これくらいは知っておきたいですよね。そんなデジタルの基本の「き」をわかりやすく解説します。

第2回 は、地元の若い税理士さんに、起業や個人事業主、スタートアップの税務の勘所を、第3回は、セカンドキャリアと八ヶ岳への移住・2拠点生活をテーマに、実践者から話をしてもらいます。8MATO発、オンラインハイブリッドなオープンな勉強会をスタートさせます。自分も話をしたいという方、大募集です。

私は、8MATOをハコモノの施設のままにしておきたくありません。地元の人たちの交流や活動の拠点として、うまく使って行ければいいなぁと思っていますし、実践してゆこうと思っています。

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エントランスにソヨゴを植えました。風に「そよぐ」ことからソヨゴと名がついたそうです。葉は小さく、葉縁が波打ち、さやさやとしています。初夏に長い柄の先に小さい白い花を咲かせ、その後に赤い実がつきます。派手さはありませんが、建物の引き立て役としては、とてもいいですね。地元の庭師さんにお勧め頂きました。流石です。

春の8MATO、ぜひお越しください。森の風と匂いを楽しみながら、仕事に打ち込んで頂ければと願っています。ただ、あまりに気持ちよすぎて、仕事に気が入らないこともありますので、その点はご容赦ください。

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