ワーワーキング施設としてご利用頂く皆さんを対象としたチラシができました。いかがですか？なかなかかっこいいでしょ！！

主には、地元の皆さんを想定してのチラシです。我らがアートディレクター・杉本誠さんの作品です。まさに作品というにふさわしい仕上がりに感動しています。

ところで、「地元？」なんて、思われる方も多いかも知れませんよね。そんな山奥に、コーワーキング施設を使ってくれる人がいるのかって？

実は、8MATOの位置する山梨県北杜市大泉町は、都会からの移住者が、沢山いらっしゃいます。コロナ以降、２拠点生活者も含めて、急増しています。そういう人たちが、気分を変えて、あるいは、家族の邪魔にならないようにと、利用して頂くことを想定しています。

もちろん、リゾートワークの拠点として、都会からお越し頂くのも大歓迎なのですが、意外と「移住者」あるいは「２拠点生活者」が、多いように感じています。

これは、北杜市全域に言えることではなくて、大泉や小淵沢、明野などの八ヶ岳南麓に面した地域に限られているようです。これら地域は、もともと晴天率の高いところですが、山の南麓であることから、日照時間が長く、ドライな気候であること、しかも、標高が1000mを越えなければ、冬の寒さもそれほどでもなく、高速道路へのアクセスも容易なことなどが人気のようです。

ただ、住民票を都会から移さない「移住者」も多いようで、北杜市の公式な人口は増えていません。そこは、行政の悩みでもあるようです

リモートワークが定着したいま、これからもそういう人たちが、ますます増えていくのではないかと思うのですが、そういう人たちに、使ってもらえればと思っています。

ところで、8MATOには、いろいろな本を並べています。まあ、かなり偏ってはいますけどね。そこはご容赦頂きたいのですが、私がこれまで読んだ本の中で、これは！と思えるコレクションです。

ITやシステム開発、ビジネス戦略やDX、美術やデザイン、事業開発やビジネス・デザイン、薪ストーブやサウナ、そして、その呪術廻戦の全巻など。もちろん、私の著作もラインナップしています。

ここの本は、貸出していますから、8MATOで読むもよし、続きは自宅に持ち帰って、読んでいただいても構いません。また、私がいれば、そんな書籍を話題にして、いろいろとディスカッションできれば嬉しいです。

ここに本を並べているのは、もちろんここを利用される皆さんのお役に立ちたいという思いからですが、同時に、こういう本を見て共感してくださる人たち、つまり自己研鑽の志を持つ皆さんに、集まってもらえればとの思いもあります。

ジャンルは違っても、いろいろな本が並んでいるのを見て、それを心地よいと感じてくれる人たちが、来てくれればいいなぁとの思いからです。既に、10冊近くを貸し出し中ですが、こういうコミュニケーションのカタチもいいじゃないかと思っています。

思わぬ来客に驚かされることもしばしばです。先日も、富士通のCIOとして、全社DXプロジェクト「フジトラ」を主導し、「Work Life Shift」の実践リーダーでもある福田譲さんが、「これから行っていいですか？」というメッセージとともに、突然やって来ました（笑）。

久しぶりにお目にかかりましたが、福田さんがいま取り組まれているリモートワークや働き方改革のこと、徳島県の「神山まるごと高専」への関わり、「フジトラ」でのご苦労など、短い時間でしたが、いろいろと伺うことができ、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

8MATOが、こういう語らいの場であること、あるいは、思わぬ出会いの場としても、うまく役立ってくれればいいなぁと思っています。

やっと始まったばかりの8MATOですが、ぜひ、多くの皆さんに、自分の活動拠点として、うまく使って頂ければと願っています。

都会の喧噪から離れた大自然の中だからこそできること、みなさんのアイデア次第で、お手伝いもさせて頂きます。施設の貸切りもご相談下さい。必要とあれば、研修会場としても使って下さい。なんでしたら講師込みでもお引き受けいたしますよ。

気軽に声をかけてくださいね。