テント壊滅から復旧!さらに前進
先日の大雪で壊滅したテントサイト。雪が深くて作業もできず、解けるのを待つことにしました。
雪の翌日からしばらくは、暖かい日が続き、雪はすっかり解けました。軽トラをキャンプサイトに下ろしての作業です。改めて、近くで見ると被害甚大です。
ご覧の通り、雪の重みでテントの屋根が落ち、ポールがテントを突き破っていました。その勢いで、ポールもグニャリと曲がってしまいました。かなりしっかりしたポールなのですが、それが曲がるほどの荷重がかかったわけです。なんとか曲がったところを元に戻そうとしましたが、あまりにも頑丈でダメでした。
全てのペグを抜き、グランドシートとテント本体をつないでいるチャックを外して分離して、中に入っていた、ベッドやマット、テーブルや椅子、クーラーボックスや食器類などを運び出しました。
幸いにも、それら什器や道具類は無傷で、覆い被さったテントが雨や水の進入を避けてくれたので、乾いた状態で回収できました。また、下に引いていた絨毯も、濡れてはいましたが、特に被害はありません。グランドシートもなんともなく、地面からの水気をしっかり防いでくれていました。デンマークのNORDISK社の製品ですが、とてもしっかりした作りで、流石に雪の重みには耐えられませんでしたが、思いのほか何とか持ちこたえてくれたようです。
これで終わったわけではありません。膨大な荷物を取り出し、運び上げなくてはなりません。これらをオープンデッキに運びこみ、清掃して片付けです。
午後からは雨の予報だったので、早朝から作業を始め、なんとか雨が降り出す前に、荷物を担ぎ上げることができました。いやぁ、疲れました。
こちらがそのビフォア・アフターです。
幸いにも友人が、8MATOに遊びに来てくれたので、片付けを手伝ってもらいました。もちろん、無理強いはしていませんよ。ぜひ、手伝いたいというので(声は聞こえなかったのですが、目がそう語っていました)、じゃあお願いしますということで(笑)。
ベッドは、部品を取り外し折りたたみバックに収納。マットは空気を抜いて巻き取って収納し、袋に入れました。それぞれ4つもあり、手間がかかりました。テーブルや椅子、その他の機材をキレイにして、コンテナに詰め込んで、絨毯はデッキに干して・・・いやはや大変でした。
それらを天井裏の収納スペースに運び上げ、1日仕事は、無事終了!友人には、心ばかりのお礼として、コーヒーとビスケットでもてなしました。友人は汗だくになりながら、「いい運動ができたし、お役に立てて良かったです。」と心の中で言っていた(多分)と思います。
ところで、ランチメニューを用意しました。いかがですか。なかなかいいでしょ。どちらも絶品です。元居酒屋の女将さんや料理研究家のスタッフが、知恵を絞ってくれました。材料や調味料も無添加にこだわり、身体に良くて美味しいランチが食べられるワーキングスペースにしようと、今後もメニューの充実を図ってゆくつもりです。
ところで、テレビ会議用のブースが欲しいとのご要望があり、只今制作中です。
この建物を作ってくれた大工さんが、職人技を駆使して、建物や森の風景と喧嘩しないようにと考えてくれました。ここには、25インチのサブ・ディスプレイ、Webカメラとマイク、顔を照らす照明、暖房を置いて、どなたでも使ってもらえるようにしています。まもなく完成し、今週中にはデッキに設置予定です。
先々週の大寒波、先週の大雪と、初めての「The冬!」の洗礼を浴びた8MATOですが、なんとか、持ちこたえたようです。まあ、テント壊滅という高い勉強代は払いましたが、いい教訓です。
「The冬!」のあとは、一気に暖かくなりました。昨日は、暖かい雨が降り、雪もすっかり解けました。近所の紅梅も花を咲かせています。もうすぐ春ですね。