季節を切り取る大窓 秋の訪れひたひたと
あれほど暑かったのに、朝夕はストーブが必要なくらいの寒さになりました。秋を通り越して一気に冬になってしまったのかと思うほどです。大急ぎの寒さの到来に紅葉が追いつけずにいるようで、8MATOの森も心なしかさみしげに緑を残しています。
先週末は、本格的な寒さの到来を前に、キャンプをしたいという女性3人組が、テントサイトを利用してくれました。「やっぱり寒いですねぇ」と言いながらも、キャッキャと大騒ぎしながら鶏鍋を作り、夜の8MATOを楽しまれていました。
夜の8MATOは格別です。キリッとした寒さの中に暖かく、柔らかく浮かび上がる景色は、昼間とは違う荘厳な面持ちを感じます。
早朝、お世話になっているお隣の神社に、掃除に行ってきました。まだ、落ち葉はそれほどではありません。でも、まもなくここも一面の落ち葉を敷き詰めることになります。
どうも先客がいたようですね。タヌキなのか、キツネなのか、お備えをしていったようです。
役行者様も微笑んでみていらっしゃいました。
まもなく、降りしきる枯れ葉の吹雪を楽しめます。朱や黄色、茶色のグラデーションは、それはそれは見事です。そんな景色を、薪ストーブで温々とした部屋の中から眺めようと、この大きな窓を作りました。
年に一度の一大イベントを気持ちよく見られるようにと、この大窓を磨きました。高いところにあるのと、大きいので、なかなかの重労働です。外は寒かったのですが、おかげで、大汗をかきました。
季節ごとの彩りや景色を眺められる額縁のような、この大窓は、8MATOの一番の仕掛けです。仕事の合間にふと見上げると季節の移ろいが、飛び込んできます。しかも3D、高解像度のリアルタイム映像です。どんなにお金を払っても手に入れることのできない最高の映像を、ぜひこの8MATOで楽しんで下さい。
八ヶ岳の南陵に位置する権現岳が、秋空の下に、その偉容を見せてくれました。左の端の森の上に見えるのが網笠山、右の稜線に尖っているのは赤岳です。ここもまもなく白い衣をまといます。
あまりの景色と心地よさは、仕事を忘れさせてくれます。そんなコワーキング施設を作ってしまったことは、人生最大の失敗かも知れません。まあ、いいか!
神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO
八ヶ岳南麓・山梨県北杜市大泉町、標高1000mの広葉樹の森の中にコワーキングプレイスがオープンしました。WiFiや電源、文房具類など、働くための機材や備品、お茶やコーヒー、お茶菓子などを用意してお待ちしています。
8MATOのご紹介は、こちらをご覧下さい。