私のファンクラブの女子会と八ヶ岳ブルー

標高1000m、八ヶ岳南麓に位置する8MATOのこの季節の見物は、なんと言っても鮮やかな色彩を楽しめる紅葉ですが、それを引き立てるのが、もうひとつの名物「八ヶ岳ブルー」。八ヶ岳南麓ならではの透明で青が深くて濃い空のことです。秋から冬にかけてのこの季節は、特に鮮やかで濃紺の輝きが、見事です。

空気が乾燥していること、そして、地上のチリの上昇限界の上にあるので、こんな空になるそうです。気持ちが良いというか、神々しいというか、吸い込まれるような幻想的な美しさです。

そんな8MATOで、私のファンクラブの女子会がありました！

「それ違うでしょ！」と、横から厳しい突っ込みが入りましたので、正直にお話をしますと、毎月開催している「森の中のヨガ教室」にご参加の皆さんでした。すいませんm(_ _)m

森に浮かぶオープン・テラス、大きく深呼吸して、森の精気を一杯に吸い込みながら、身体を動かし、心を静める。皆さん真剣に、心地よさそうにヨガに取り組まれていました。ヨガの先生のヨーちゃんは、息も乱さず、淡々と説明し、サラッと見本を示してくれます。そんな彼女の指導を受けている皆さんからは、時折うめき声が聞こえてくる。なんとも平和な時間です。

身体を動かした後は、お食事タイム。「牛すじカレー2.0」、バージョンアップした「無水・牛すじカレー」と、地元野菜をふんだんに使った「もりもりサラダ」のセットをお召し上がり頂きました。水分はリンゴとバナナとタマネギだけ。最初は自然で優しいフルーツの甘みを楽しみ、続いて濃厚な牛すじの旨味が広がります。最後はスパイスの刺激で総仕上げ。なかなかいい感じに仕上がりました。

ベジカフェ「スピカ食堂」も新作メニューの登場です。高野豆腐で作った「酢豚風のワンプレート・ランチ」。完全無農薬・無肥料の自然栽培にこだわった野菜料理を添えて、お召し上がり頂けます。

そんな8MATOも、まもなく訪れる冬に備えて、ストーブの薪の準備もしておかなくてはなりません。この週末は、薪割りと薪棚への積み上げ作業で、身体中がバキバキです。そんな苦労をして作った薪も、この軽トラに積んだ量では、1ヶ月程度しかもちません。しかも、これを半年から１年乾燥させてやっと使えるようになりますから、本当に気の長い話しです。木枯らしが吹く中、朝から汗だくになりました。

この冬の薪は、昨年のうちに準備していましたから、大丈夫です。でも、冬は毎年訪れますから、身体バキバキも毎年続くわけで、さて、いつまで身体がもつでしょうか。まあ、そんな心配しても仕方がありません。ただ粛々と薪を作り、積み上げるだけのことです。