梅雨入り宣言が出た最初の土曜日。幸いにも雨は降らず、テントサイトのトイレと水場の工事が、始まりました。

これまでは、トイレや水場のあるワーキング施設まで急な勾配を登らなくてはなりませんでした。夜間のトイレは特に不便で、キャンプもおっくうになります。この問題を解決しようと、キャンプサイトのある森の中に、トイレと水場を作ることにしました。

しか〜し！トイレや水場を作るのに、こんなに太い角材が必要なのでしょうか。地元、八ヶ岳の森で伐採した5寸（15cm）の唐松だそうです。しかも、金具を使わず木組みで、建屋を組み上げてゆく、日本古来の伝統工法です。

「トイレと水場、よろしくね！」なんて、安易な発注をしたら、こんなことになりました。

まあ、ワーキング施設も日本古来の伝統工法を作っているので、これに合わせて作ってくれたようですが、流石にここまでやると、オーバースペックじゃないですか？あまりにも立派で畏れ多くて緊張して、出るものも出ないなんてことにならないことを祈るばかりです（笑）。

そんな不安を抱えつつも、たった１日で一気に屋根まで組み上がりました。大工さん達の手際の良さには脱帽です。これから水道や下水、電気などの設備を入れて、本格的なキャンプシーズンを前の6月下旬には完成の予定です。八ヶ岳の森で寝泊まりし、仕事をする。そんなワークスタイルを楽しんでもらえればと思っています。

さて、翌日の日曜日は、第4回・8MATO塾（番外編）「緑の森でヨガを楽しもう！」を開催しました。15人の皆さんにご参加頂きました。先生は、健康運動指導士、ヨガインストラクターの資格を持つ井上陽（いのうえ　よう）さん。実に分かりやすく、参加された皆さんは、おおいに楽しまれていたようです。ただ、井上先生の笑顔を浮かべながらの容赦のない指導に、苦悶の表情がちらほらと見て取れたのは、私の思い過ごしでしょうか。

そんな厳しいレッスンを苦にもせず、リラックして柔軟に身体を動かしている参加者もいました。井上先生の生徒の中では、これまでの最年少だそうで、生後２ヶ月の彼女は、とても気持ちよさそうに時間を過ごしていました。

後でお母さんに聞いたところ、「雨音と鳥の鳴き声が心地よかったようですね」とのこと。きっと他の皆さんも、心地よく過ごして頂けたのではないかとおもいます。

赤ちゃんと一緒にヨガを楽しむ男性はこちらです。

次回のヨガレッスンは、7月30日（日）を予定しています。後日案内をさせて頂きます。

ヨガ・レッスンの後は、メンタル・フィットネスの講義。身体だけではなく、心の健康も大切ですよね、ということで、8MATOのスタッフである青木のゆり先生が、講義をしてくださいました。

「まわりが見る目や期待に合わせようとするのではなく、自分の気持ちに正直になって下さい。それが心の健康の第一歩です。」

そんな講義の資料は、こちらをクリックして頂ければ、ご覧頂けます。

講義の後は、楽しいランチタイム！オープンデッキで焚き火を囲みながら、地元の新鮮野菜をてんこ盛りにした「もりもりサラダ」とガパオライスやカレーを楽しんでいただきました。

8MATO塾は、今後も続けてまいります。身近で、お役立ちのテーマに、いろいろと取り組んでまいります。是非皆さんもご参加下さい。そして、自分もここから発信したいという方を募集中です。リアルでも、オンラインでも、ハイブリットでも、大丈夫です。ぜひ、声を掛けて下さい。

8MATOのある八ヶ岳南麓も梅雨に入りましたが、意外とジメジメしていません。ほんとに不思議です。ぜひ、皆さんもそんな8MATOにお立ち寄り下さい。