そろそろ秋かも知れません
夜の空気に涼しさと虫の声が混ざるようになりました。庭のテーブルでの夕食は、少し肌寒さを感じるくらいです。
まだまだ、昼間の陽射しは強いのですが、風はドライで、木陰の心地よさは、クーラーとはまるで違う涼しさです。
そんな8MATOに我らが師匠、庭山一郎さんが来てくれました。
もちろん、マーケティングの世界では、知る人ぞ知る御仁ですが、私にとっては、鳥と森の師匠です。小学校3年生から日本野鳥の会の会員(当時の最年少)であり、群馬県の赤城山にある自分の森に家を建て、森を育てています。鳥の名前が分からないときは、「この鳥はなんですか?」と伺い、8MATOの森をどのようにすればいいかのアドハイスを頂きました。
そんな庭山さんが、8MATOの森を訪ねてくれました。新しい事業のこと、経営のこと、海外と日本の働き方や雇用の違い、社会人の学びのことなど、大いに盛り上がりました。また、8MATOスタッフとの思わぬ人のつながりが見つかり、びっくりです。そこに、移住者のご近所さんがやって来て、マーケティング談義に火がつきました。
こうやって、人が訪ね、集まってくれる場所、そして、会話が生まれ、新しい人と人のつながりが生まれる場所。改めて、この場所を作ったことを、うれしく、誇りに思いました。
そんな時間にもかかわらず、8MATOでのイベントや工事の打ち合わせのために人がやって来ます。楽しい会話から抜け出さなくてはなりません。でも、ここにいるときにこれをかたづけてしまおうと、あれもやっておかなくてはと焦っている自分がいます。
こんな大自然の中で過ごしているのに、のんびりとできないのは、私が「時間貧乏」だからなのでしょうね。家人からは、「せっかち」と言われるのですが、これはどうも我が家の家系であり、大阪の「いらち」のDNAが、受け継がれているからなのかもしれません。
翌日は、久しぶりに我が家の庭の手入れに時間を使いました。ここしばらくは、8MATOにかまけて家のことを何もしてこなかったので、決心して、汗だくになって、腰をかがめての大草むしり大会です。達成感はありましたが、腰も痛くなりました。さらには、買い物やら夕食の準備やら、久々の我が家での重労働で、疲労困憊です。ここでも「時間貧乏」の本領発揮です。
一通りやることをやり終えて、もうぐったりで、さっさとベッドに横になりました。これが、あまりにも心地よく、直ちに意識不明となったことは言うまでもありません。
庭のブルーベリーもそろそろ終わりです。2種類のブルーベリーが、今年最後の実を着けてくれました。濃くて甘い実は、そのまま生で頂くのが最高です。
秋の訪れを楽しみながら、8MATOのベジカフェ「すぴか食堂」で舌を喜ばせ、読書や仕事の時間を楽しむ。そんな心地よい季節を8MATOで堪能して下さい。