11月の雪・最高の八ヶ岳ブルーを楽しめる季節到来
これ、ヤバくない?!
11月に雪が降るなんて、八ヶ岳南麓に居を構えて7年になりますが、初めてです。びっくりして、ついこんな言葉も飛び出してしまいました。でも、オジさんがギャル語をつかうと気持ち悪いですね(笑)。
雪は一瞬でした。積もるほどではありませんでしたが、雪が止んだ後も台風並みの強風が一晩中吹き荒れていました。おかげで、空のチリは吹き飛び、翌朝は見事な八ヶ岳ブルーです。そして、例年よりも早く八ヶ岳の山々は真っ白になりました。
一昨年の冬は暖冬で、冬の期間を通して八ヶ岳の冠雪はなく、ずっと赤茶けていましたが、今年はこんなにも早く積雪です。自然の気まぐれなのでしょうか、異常気象なのでしょうか。
南アルプスの山脈もまたきれいに冬色に染まりました。
自然に囲まれて生活をしていると、毎年の変化や季節の移ろいが気になりますし、敏感になりますね。そして、このような風景に癒やされています。
雪が降り、大風が吹いたのに、翌日はとても穏やかでした。風もなぎ気温も上がり、8MATOの森に浮かぶテラスは、最高でした。焚き火で暖を採りながら、仕事をされている方もいらっしゃいました。
さて、そんなテラスで毎月恒例のヨガ教室。筑波から来てくれた先生が、笑顔で息ひとつ乱さずに皆さんに声をかけています。一方で、指導を受けている皆さんは必死の形相!このコントラストが面白いですね。「ところで、人のことを面白がるのもいいですが、なんで自分はやらないの?」というツッコミが入りそうですが、これは営業機密などで、申し上げることはできません(笑)。
さて、新しい進入路の工事も着々と進んでいます。広い見通しの良い道路から、ゆったりと進入できます。大型のトラックも入れるほどの4m〜4.5mの幅です。実際にこの道を入ってみましたが、森に吸い込まれるような、なんとも幽玄な雰囲気の道になりそうです。四駆車でなくても入れるように勾配を作り、どうしても上りがキツくなるところはコンクリートで舗装して滑らないようにします。本当は、コンクリートは入れたくなかったのですが、利用者の安全と心地よさを優先してやむなく決断しました。
結構な範囲で土地を掘り返し、勾配を均一で緩やかかにしました。木も伐採しました。それでも、8MATOの森の心地よさを損なわないように、ルートを設定し、伐採も最小限にしました。伐採した唐松は、土留めに使います。小楢は薪になります。檜はサウナ小屋ですかね。後は森の自然の回復力です。ここは、8MATOの庭師さんに相談して、自然の力をどのように引き出し、森との一体感を損なわないようにしようと思っています。
8MATOからの富士山もきれいでした。ぜひ、そんな8MATOの初冬の風景を楽しみに来て下さい。