八ヶ岳と言うだけで「雪が凄いのでしょう」と先入観を持たれている人が多いようです。しかし、8MATOのある八ヶ岳南麓は、めったに雪は降りません。この季節は、スーパー・ドライのカラカラです。関東平野と同じで、南岸低気圧が北上するとき南からの湿った空気が雪を降らすことはありますが、それ以外は雪が降りません。

冬、日本海側からの湿った空気は、越後の山々の北側に雪を降らし、さらに八ヶ岳北麓にぶつかって、すっかり湿気のなくなった風が、八ヶ岳の頂きから吹き下ろします。

とても冷たく乾燥した空気が吹きます。風が強いときは、山に積もった雪が、一緒に舞い降りて、晴れた空に地吹雪のような粉雪が舞うことはありますが、積雪になることはありません。

たまの積雪も日本一の日照時間と晴天率を誇るこの地域では、直ぐに溶けてしまいます。ただ、気温は東京とくらべてマイナス5〜6度と低いので、日陰の雪はなかなか溶けません。そんなわけで、この季節、スタッドレスは欠かせませんね。

そんな8MATOに珍しく雪が降りました。たいしたことはありませんでしたが、この建物は雪に生えますね。

ジョウビタキのメスが、羽を休めに来てくれました。

鹿だって、団体さんできてくれます。敷地のささや草を食べていったのか、たっぷりお礼を置いていってくれました(笑)。そんなものいらんのに(>｡<)

流石にこの季節は暇ですね。車の数は少なく、地元の観光地「ひまわり市場」もすいています。それでも、ランチを召し上がりにきて頂く方は、ちらほらあります。

ランチの新作は、こちらです。キノコとお肉を甘辛に炊いて、これをたっぷりとトッピングしたう熱々のうどんです。黒米のおにぎりも付けました。この季節、身体の芯から温まります。もちろん定番の人気メニュー「無水牛すじカレーともりもりサラダのセット」も用意しています。

また、ベジカフェ「Spica食堂」も新作を出しました。無農薬、無肥料のお野菜を使い、たっぷりの野菜を添えた「お肉（?）料理」をお召し上がり頂けます。酢豚風、焼肉風、ビーフスロガノフ風からお選び頂けます。もちろん、全て大豆から使ったお肉ですが、「えっ？これお肉じゃないんですか」という感じです。デザートには大判焼きも付いてきます。ぜひお召し上がりください。但し、曜日が決まっていますので、こちらにてご確認と、ご予約をお願いします。

なんといってもこの季節でしか味わえない醍醐味が、八ヶ岳ブルー！光を遮る塵の上昇上限800m以上で、スーパードライな空気のおかけで、こんな空が楽しめます。同じ八ヶ岳南麓でも、700m以下では見ることができない空の色です。標高1000mの8MATOだからこそのエンターテイメントです。

神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO